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BC2000年頃から中国では家畜の乳しぼりが始まり、そのミルクはとても貴重な飲み物でした。ミルクを長時間煮てから雪で冷やしてやわらかい糊状にした氷菓(現在のシャーベットに近い「アイスミルク」)は、大金持ちのシンボルでした。また、果肉入りのジュースを雪やアイスミルクと混ぜたフルーツアイスも作られていました。 日本に初めてソフトクリームが登場したのは、今から55年前の1951年(昭和26年)7月3日に、米軍がアメリカ独立記念日を祝って明治神宮外苑で開催したカーニバルの模擬店でした。コーンカップに盛られたソフトクリームが初めて公開販売されたのです。それまでのアイスキャンディとは全く異なった柔らかい感触、しかも容器(コーンカップ)まで食べられ、冷たいクリームとサクサクしたコーンカップのマッチした味は、物珍しさも手伝って大変な人気を呼びました。 同年9月には有名百貨店の大食堂で、当時はとても高級なデザートとして、約50円で販売され、いよいよ日本にもソフトクリームの文化が生まれました。 日本に登場したソフトクリームは、またたく間に人々の心をつかみました。街には飲食店が増え、有力店はいち早くソフトクリームに着目し、まもなく、各地デパートの食堂や有名レストランでも販売されるようになりました。国産フリーザーの開発や、粉状・液状ミックス(クリームの原料)の販売とともに1954年以降、第一次ブームに火がつきました。 |